The Taiko Drumming Troupe 太鼓衆一気プロフィール

太鼓衆一気 Samurai Drum IKKI


★★★★ -British Theatre Guide-  ★★★★ -Broadway Baby-

「これが和太鼓!これぞ和太鼓!」世界各地で大絶賛!!

2002年に日野一輝を中心に「大人数に負けないアンサンブルと、和太鼓の本当の音を奏でる」を目的として少人数で結成した太鼓集団で、現在は埼玉県に拠点を置き国内外で展開中。
2004年、日本人で初めてとなるウクライナ全土ツアーを皮切りに海外にも進出。3度に渡る台湾ツアーや5年連続招待出演の韓国ドラムフェスティバル、「Red Bull BC One」やロンドンで開かれた「Japan Festa 2012」にも招待される。
2013年から毎年参加している世界最大芸術祭典の「Edinburgh Festival」では、イギリスメディアから4つ星評価され「IKKIは伝統の枠を越えた完成されたパーカッショニストだ」と、名誉かつ価値のある評価を頂く等、お祭りやパフォーマンスの太鼓でもなく、あえて原初へ遡り純粋に和太鼓本来の響きを追求したコンセプト・演奏スタイルは、ヨーロッパ、アジア各地で高い評価を得ている。

何年経っても変わらぬコンセプト、進化し続ける音で、これからも世界各地で和太鼓の魅力を伝えて行きます!




2015年 アルゼンチンにて



太鼓衆一気 Facebook



太鼓。
それは世界中にある、言わずと知れた世界最古の楽器である。
それは、宇宙や大自然、そして神と繋がる為の道具であり、それらに対する畏怖の念、あるいは、魂の喜びを表す道具でもあった。
その太鼓は日本でも芸能として発展を遂げ、祭りや催事に用いられ笛や鐘、そして舞と共にある。
今日ではその専門チームが世界で活躍している。
それが、和太鼓の形式であり、祭りや古の催事を彷彿とさせる。
「太鼓衆一気」は、敢えて歴史を遡り、原初へと繋がっていった。
つまり、祭りや催事ではなく、人類と大自然の融合へと回帰したのだ。

太鼓だけ。
しかし、それは日本の花火のようにダイナミックで美しく、そして繊細でもある。
そのバチ捌きは日本武道のような、刀の切れ味を持つ。
いみじくも、リーダー日野一輝は幼い頃より武道とジャズの洗礼を受けて育った。
その感性は、伝統楽器で最前衛の曲を生み出してくる。

太鼓だけ。
それ故にジャズドラミングと変わらない鮮烈なテクニックを持つ。
間の世界。
もちろん、西洋音楽の休止符ではない。
その逆の静寂の世界に音を散らばらせた世界だ。
間とは真空の3次元空間である。
間とは気が詰まった静寂空間である。
1952年に発表されたジョン・ケージの作品で、最も有名なもののひとつである『4分33秒』(第1番)と意味は違うが、間とはそんな世界だ。
であるから、そこに現れる音が際立つのだ。
音にキレ味が出るのだ。

メンバー紹介    太鼓衆一気 Facebook

IMG_0040.JPG日野一輝IMG_0789.JPG田矢聡IMG_0153.JPG志保あかね
IMG_4666.JPG藤井絵理香IMG_0157.JPG杉村友希

メディアレビュー

★★★★ -British Theatre Guide-

太鼓はすぐに分かる音楽のスタイルだ。
演奏のスタイルはグループごとに多少違うであろうが、リズムは演奏者全てに共通している。
言うまでもなく、それは訓練方法が 普遍的であり極めて厳しいものだからだ。
多くの奏者は、演奏できるレベルに達するまで数十年をかけている。太鼓は宗教といわんまでも、人生の道であるに違いない 。
しかし、太鼓グループは、必ずと言っていいほど他の打楽器を用いており、時には吹奏楽器や 弦楽器も使われている。
そして、見事に構成された振り付けは精密に演じられている。
ここに記すのは、とても有能な 鼓手たちであり、彼らは自らのグループを作ることで、その訓練法や知識を分かち合っている。
サムライドラム・イッキは 昨年度もここで演奏していた。その当時は、まだ若くウブな印象を受けたが、可能性と将来性を感じた。
旅をして、訓練をする。これが 非常に重要なのだ。
昨年芽を出し始めた彼らのプロ根性と自信は、今年になってしっかり根をはっている。
その芸術性と技術は 確かに受け継がれている。
これからの長いキャリアの入り口にあって、サムライドラム・イッキの若き鼓手たちは明らかに熟成しつつある。
サムライドラム・イッキは優れた太鼓グループの一つになることは間違いない。
彼らを今この場所で体験しておく価値は大である。また一つ、全ての年齢層に大推薦できるパフォーマンスが増えた。

Taiko drumming is an instantly recognizable style of music. The styles may vary slightly from group to group but there is a rhythm shared by all drummers.
is undoubtedly because the training is universal and very rigorous. Many spend years training to be proficient enough to perform. Taiko may not be a religion but it is a way of life.
But taiko groups almost always include other percussion instruments as well as occasionally wind or stringed instruments. There is also a precision in the performance which is finely choreographed.
Very talented drummers, as here, share their knowledge and training by forming their own groups. Samurai Drum IKKI is a group which performed here last year and, although they seemed very green at the time, they showed potential and promise.
Traveling and training are the essentials. Their professionalism and confidence just emerging last year has taken root. The art and technique has been passed along. The young percussionists of Samurai Drum IKKI are indeed maturing as this is a group on the crest of a long career.
This will prove to be one of the finer taiko groups. It's well worth catching them here and now. Another show great for all ages.

★★★★ -Broadway Baby-

ここエジンバラで高い評価を受けるSAMURAI DRUM IKKI。4人の奏者が魅せる高い技術力、まるで美しい舞踊を見てるようなドラム・ルーティン、そして会場中に充満するまるで目に見えるかの様な彼らのエナジー。そこにいた観客は、全ての演目が終わるまで息がつけない。
彼らの演奏スタイルの核はリーダーが全て作曲したオリジナルの楽曲。彼を中心に3人の女性奏者が舞い太鼓を鳴らす。演奏から伝わるエナジーは圧倒的で、時には、畏怖を感じさせるほどだ。
常に太鼓がその中心に。激しいシャウトと鐘の音が伴奏となり、美しい横笛のソロも、太鼓の音をさらに引き立てる。
美しい伝統的な衣装に身を包み、サムライをイメージさせる彼らの所作は、聴覚だけでなく視覚的にも、アーティストとしての彼らの不退転の決意を感じさせる。
前半と後半の間とコンサート終了後、彼らは楽器、メンバー、彼らのCDなどの物販の紹介し、観客に向かい話す。ここでは、彼らは打って変わり、明るくニコニコした雰囲気。女性陣はチャーミングでリーダーはオモシロイ人に。リーダーの自ら「バッドイングリッシュだ」と前置きし、ジョークを交えたトークに、観客は楽しみ、惜しみない称賛を送る。
そして、最後は、終演し退席する観客一人一人に、彼らは可愛い手製の折り紙の鶴をお土産に。素敵な演出で、彼らのステージは終わるのだ。


This well-received hour-long concert showcases the impressive skills of the four-person performance group Samurai Drum IKKI. The impressive dance-like drum routines create a tangible energy in the room that can leave the audience breathless at the end of a song.
The act consists of a lead drummer and composer of the group’s original music and three women who drum, dance, and help with supporting instruments. The amount of energy in the act is impressive and at times, almost intimidating. The drums are punctuated by fierce vocal shouts and occasionally accompanied by bells and even, at one point, a beautiful flute solo. The intensity and commitment of the artists is reflected not just sonically but visually, as they perform the samurai-inspired choreography in beautiful traditional garb.

When the group pauses to explain the story behind their instruments and then again at the end, to introduce each other to the audience and promote their merchandise and CD, they are surprisingly upbeat and chirpy. The girls are charming and their leader is hilarious, cracking jokes in his self-proclaimed bad English to a crowd roaring in laughter and admiration. The cherry on top comes in the form of a lovely origami paper crane handed to each audience member as they leave the venue.




2002~2003

結成当初は、大阪城公園等で野外で練習していました。週末の夜には宣伝と度胸試しの為、難波や梅田に行き、路上パフォーマンスをするという日々を送っていました。
少人数とは思えない迫力と音楽が少しずつ口コミで広がり、次第に学校での行事や、企業のパーティーの余興で演奏する様になり、その活動範囲は、どんどん広がって行きました。「真(まこと)」の音を海外に届ける事を夢見て・・・。

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2004

ところが意外と早くにその夢が叶い、ついに海外へ!
この年の夏、台湾観光50周年記念行事にて日本代表として招待されました。4カ国5団体で約2週間、台湾1週ツアーを行い、多大なる評価を得ました。
勢いに乗り、11月から約1ヶ月半、日本人としては初めてとなるウクライナ全国ツアーを敢行。オレンジ革命という国を挙げての大統領選挙の混乱の中にも関わらず、延べ1万5千人もの観客を動員。
TV、新聞、ラジオ、雑誌など様々なメディアに出演し、ウクライナ中に太鼓衆一気旋風を巻き起こしました!
勢いに乗っている時は止まりません。ウクライナ帰国直後に、今度は韓国のドラムフェスティバルから招待され、これまた日本代表として参加。太鼓衆一気の力強い音と独自のスタイルは他団体を圧倒。韓国プロデューサーから1番の支持を得ました!
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2005〜2006

2005年からはチームの基盤を固めながら、東京でアサヒビール主催のイベントや、千葉の成田太鼓祭り等、多数のイベントに参加し、その範囲を関東にも広げて行きました。
またこの年、リーダーの日野一輝がソロとしてデビュー。コンテンポラリーダンス界の世界トップクラス「ザ・フォーサイスカンパニー」の若手と共演。
9月には、大阪で2回目となる自主コンサートを開き、大成功を収め、12月には、2度目となる、韓国ドラムフェスティバルに参加。
 そして2006年2月、一つの目標だった東京でのコンサートをついに実現!関東ではまったくといっていい程の無名にも関わらず、蓋を開けてみれば、ほぼ満席!大盛況で幕を閉じました。
 夏には2年ぶりに台湾へ。ここでも一気旋風を巻き起こし、市長やプロデューサー、多方面の方々から1番の支持を得ました。
帰国後、更なる飛躍を目指し、拠点を東京へ。チームも一新しました。


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2007〜2008

2007年からは、新たな挑戦として、リーダー日野一輝が精力的にソロ活動を開始。東京や横浜など、多数のライブハウスに出演。またこの年、シスカンパニー主演「写楽孝」の舞台に、音楽として参加。
一方、成田太鼓祭りや、学校公演等、様々な所からの依頼を受け、多数出演。
10月には、太鼓衆一気5周年コンサートを埼玉で行い、大成功をおさめました。
12月は、毎年恒例となった、韓国ドラムフェスティバルに参加。
2008年、日野一輝が東欧にソロで進出。沢山の人に和太鼓の音を聞いてもらいたく、路上ライブを行い、5カ国廻る。
チームの活動範囲も、関東だけでなく関西からも呼ばれ、多数のイベントに参加。
10月、埼玉で自主コンサートを行い、会場としては劇団四季が出演した以来となる観客を動員し、話題を呼びました。


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2009〜2010

2009年、この年新たな試みとして、他団体で活躍する若手を集め、過去最大12名で、東京では3年ぶりとなるコンサートを、下北沢で行い、2日間公演にも関わらず、両日とも満席で大盛況を得ました!
2010年には、関東ツアーを敢行。東京、群馬、千葉、埼玉を廻り、大盛況を得ました。
同年11月にはRed Bull主催のイベント【Red Bull BC ONE】に出演。海外ディアからも高い評価を得ました。


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2011〜2012

この年、数年ぶりに成田太鼓祭りに出演。
9月には、今後を見据えたプロジェクトとして、プロモーションビデオの撮影。
また雷鳴コンサートと称し、東京、群馬、岡山で公演を敢行。
その他多数のイベントに参加し、各地で好評を得ている。
2012年の夏には初のイギリスツアー、11月は結成メンバーや旧メンバーが集まり、盛大に10周年を祝う。

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