台湾ドラムフェスティバル2004 of 日野一輝・公式ウェブサイト

7月24日

午前10時、関西空港に全員スーツ姿で集合したメンバーですが、どこか顔つきが違っていました。それもそのはず!今日から約2週間、台湾にて初の海外ツアーに行くからです!
空港に、自分達の荷物と太鼓を持っていき、すんなりチェックイン・・・のはずが、いきなりハプニング!
「えー、まだ日本から出てないやん!」という、声が聞こえてきそうですが、本当にそれは起こりました。なんと、ウエイトオーバーだったのです!当初こちらから出していたウエイトと、空港で計ったウエイトと違っていたのです。フライトまでの時間が迫る中、どうしようかと考えた末、オーバーした分を機内に持ち込む事にしました。それで、なんとかなると言われたので、急いで箱を開封。ANAから頂いた袋に、バチやら何やら、詰め込みました。何とか時間に間に合い、転がるように機内へ。そして、いざ出発!
出発前からのドタバタ。この先どうなることやら・・・。台湾までのフライト時間は2時間と短く、各人ゲームをしたり、ビデオを見たり、機内食を食べたりと、それぞれ思い思い過ごしました。
 あっという間に時間がたち、到着。荷物と太鼓を確保し、空港を出ると、今回ツアーのエスコートをしてくれる方が出迎えてくれました。ここからは、台南に向け、バスで移動です。それにしても、大型観光バスに、メンバーとエスコートそれに、日本から同行してくれている方いれても、ガラガラ状態なので、一人4席分程いただきました。
 台南まで約5時間。途中何度か休憩所に寄っていただき、駆け下りては、「お!なんか書いてるけど、わからん!」「物価めちゃ安いやん!」等、結構はしゃいでました。
 そうそう、このバスの中で、弁当を頂いたので、みんなで食べたんですよ。初めての台湾食!どんな味かなと、興味津々でしたが、うーん・・・いまいちでした。なんか独特の香辛料と、微妙に薬の味(?)がするのです。でも、機内食以外何も食べていないので、全部平らげました!
 さて、台南に到着。前夜祭の演奏の為、すぐさま衣装に着替え、太鼓をセッティングし、準備万端です。
さあ!台湾での初めての演奏です。時間は10分と、短く、「イッキSolo」と「薫風」の2曲を披露しました。出来はあまりよくなかったのですが、お客さんの反応は、大盛況でした!!
「よし、台湾でもいける!!」

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25日

7時に起床。今日は億載金城で演奏です.ここで、少し億載金城について説明します。
【億載金城】・・・清朝末期の1875年に、日本軍の侵略を防ぐために築かれた要塞で、安平にあります。億載金城とは、1億年も保ち得る金城の要塞、の意味だそうです。『台湾まっぷるより抜粋』
それにしても、暑い!日差しがとても強く、肌がジリジリと焼けていくのが、わかるほどです。
演奏前に、各国チームの代表者が集まり、今回の主催者とその他の関係者と軽く挨拶を交わしました。そして、リハーサルも無く、いきなり本番です。私達の出番は、一番目。体をほぐす時間がなかった為か、体が力みすぎて思うようには、いきませんでしたが、何とか終了。客の反応はというと・・・これまた大盛況!割れんばかりの拍手に、メンバーの方が驚いていました!
しかし、一番驚いたのは、直後の、写真攻め、サイン攻めでした。普段から慣れていない私達は、とまどいながらも、なんとかすべて受けました!
その後、各国チームの演奏があり、無事、終了。すぐ様、バスに乗り込み、次の目的地【阿里山】に向け、出発!
夕方には到着しましたが、バスから降りて、一番感じたのは、空気が薄い!それに寒いんです!それもそのはず、ここは標高2500メートル。空気が薄くて当たり前!明日は日の出と共に演奏するらしく、準備も踏まえて夜中の3時起き・・・。シチュエーション的にはいいのですが、はたして息がもつかどうか・・・。

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26日

午前3時起床。眠たい目を擦りながら、衣装に着替え、まだ、暗い夜道を車で演奏場所に、向かいました。気温は多分5度を下回っているでしょう。
 15分後、会場に到着。早速太鼓を箱から出し、リハーサルをする予定でしたが、夜露が凄く、太鼓がダメになると判断し、リハは、台湾のプロチーム(十鼓楽撃団)の太鼓を借りて、行いました。私達の太鼓は、一応セッティングしておき、その上から毛布を大量にかけ、太鼓を夜露から守りました。
少しずつ空が明るくなるにつれ、どこからともなくお客さんが入り始めました。「よう、こんな朝早くから来よるな・・・」「みんな、何時に起きたんやろ?」
 午前5時、山の稜線が明るくなり始め、もうすぐ日が昇るという直前で、スグサマ、毛布を撤収。演奏開始です。まずスローテンポの『雲の峰』から始まったのですが、明らかに、空気が肺に入ってくる量が違う為、予想以上に疲労がきました。太鼓の皮は、毛布を掛けていても、やはり、湿気でやられている為、普段より音が出ません。でもって、思いっきり叩く→すぐ息が上がる・・・と、大変でした。次のイッキの大太鼓ソロの『暁降ち』では、頭が朦朧としだし、アップテンポの『燃焼』では、真っ白な灰になりました。しかし、なんとか最後の『沸点』で締めくくり、無事終了。フラフラになって撤収している所に「写真いいですか?」「サインして下さい!」とお客さんの催促が・・・!「よっしゃーOKや!」本当は、立っているのも辛いのですが、やっぱり、しんどい顔は出来ません。メンバーみんな、快く受けていました。
 各チームの演奏も終わり、すぐ撤収。すぐ移動です。ホンとこのツアーは、演奏終わり次第、すぐ撤収し移動ばかりです。
 次は、【南投中興新村】という所へ、移動です。時間にして約3時間。朝起きるのが早かったせいか、全員、バスに乗り込むと、爆睡・・・
午後5時、宿泊する場所【南投光彗道場】に到着。初日同様、建物の大きさに、圧倒されました!でかいってもんじゃないですよ。
夕食後は、全員で、この建物の地下にある博物館を訪れました。その後は、外でティーパーティー。久しぶりに飲む温かいお茶が、とても美味しく感じました・・・。

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27日

朝8時に起床。今日は【日月譚】という所で、演奏します。朝食を摂りバスに乗り込みました。そこには、昼頃到着し、昼食・・・。ツアー中よく思ったのですが、朝食を摂ったら移動し、次の場所に着くのが昼頃なので、到着と同時に昼食を食べるのです。バスに乗っている時間が多いだけに、食事の時間が来るたびに「え?もうご飯?」ってなるのです。
 さて、昼食を摂っていると、雨が降ってきました。すぐ止むかなと、思ったのですが、ドンドン強くなる一方で、まったく止む気配がありません。「こりゃ中止やろ・・・」と、メンバー全員が思いました。しかし、外を見ると、このどしゃ降りの雨の中、必死でステージを組んでいるスタッフの姿が・・・!
「え?これでもやるんかいな?」不安になり、十鼓のリーダー(今回の責任者)に聞きにいきました。すると・・・なんと、やるそうです!しかし、私達の太鼓は使えないので、十鼓の太鼓を借りて演奏する事に決めました。
因みに、十鼓の太鼓は、全天候型なので、たとえ、どしゃ降りの雨であろうが、灼熱の炎天下であろうが、関係ないのです。しかし、問題はありました。締太鼓を持っていないのです!私達の曲の殆どは、締太鼓を使用しているので、これには、困りました・・・。
さあ、リハーサルまで時間がない!急遽、今日予定していた曲目をすべて変更。締太鼓が無い変わりに、小さなマメ太鼓があったので、それを使う事に。・・・あれこれ考え、なんとか4曲準備が出来、リハーサル開始!思った以上に、音の鳴らない太鼓に四苦八苦しながらも、無事終了。

 1時間後、いよいよ本番。今の所、雨は収まり、なんとかいけそうです。お客さんの数は、昨日より多く、気合倍増でした!出来はというと、台湾に来て、一番マシだったと思います。お客さんも大変喜んでくれて、またしても、写真攻めです!あと、今回は、全チーム演奏終了後に、フィナーレをしました。みんなステージに上がり、テンポだけ決め、叩きまくるのです。これは本当に楽しく、他のチームの人とも、リズムバトルをしました!お客さんの盛り上がりも最高潮に達し、大いに盛り上がりました!
 雨が心配でしたが、演奏中は降らず、撤収中に降ってきたので、幸いでした。宿に帰ってからは、ミーティングをして、就寝・・・。
明日は、なんと、TV局に行っての演奏です。あと中正紀念堂で、記者招待会もあり、夜は、今回最大のステージでの演奏が待っています!ハードスケジュールですが、本調子が戻ってきたので、暴れる気満々です!!

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28日

今日は朝から、台北TVに出演するため、TV局に行きました。なんでもこの収録は、今晩行われる中正紀念堂でのステージのPRだそうで、台湾全土に放映されるみたいです。
TV局に着き、スタジオに入り、リハーサル開始。このスタジオは、あまり大きくないため、締太鼓だけの曲を披露する事に決めてました。特に問題なくリハを終了し、本番に控えました。すべてのチームのリハが終わり、再びセッティング。ディレクターの合図を待ち、スタンバイするメンバー。なんせTVなんて初めて(しかも全土に流れる!!)なので、すでに緊張しまくりです!
 そして、数分後、何かの音楽と共に、GOサインが来ました。
「いったれー!」ドカドカドカ・・・!
・・・無事終了。と共に、TVスタッフ、今回の各チーム共演者、関係者から、拍手喝さい!!「あ~緊張した・・」
しかし、しかし、まだ、終わっていません。各チームの演奏が終わると、次は各代表者と通訳の方、そして台北TVの社長との取材が待っているのです。私(イッキ)は、こっちの方が、緊張しました!なんせ、TVカメラが数台、カメラマン数人が取り囲んでいるのです!その様子を少し離れた位置から、メンバー、各チームが見ています。大体、何を喋っているのか(台湾語)わからない・・・というのが、一番疲れました。しかし、なんとかこなし、記念品の受け渡しをやり、最後に全員で記念写真。余韻に浸るまもなく、すぐにバスに乗り込み、中正紀念堂に移動です。
 到着したメンバー一同、その建物の大きさに口をあんぐり・・・でかい!でかすぎる!!しかも、こんな所で出来るなんて、最高です!!
スグサマ太鼓をセッティングし、記者招待会の為、1曲披露しました。あとは夜の本番まで自由行動です。今夜のステージは、この台湾ツアーメインのステージで、客数も半端じゃない位に、多いらしいです。
夜7時。ついにコンサートがスタートしました!新しく1チームが加わり、3カ国6チームが演奏します。私達の出番は2番目で、最初のチームが終わるのを、舞台袖で待ちました。
数十分後、いよいよ私達の出番です!いざステージに上がってみると・・・
人、人、人、人、・・・・・!!!凄い数です!これでもか!っていうほど集まっていて、めちゃめちゃ緊張しました!が、演奏が始まると関係なし!「うおりゃゃゃ~!!」と、気合入りまくりました!
 そして、お客さんの反応はというと、何というか、今まで受けた事の無い、恐ろしいほどの拍手と声援で、その強烈なパワーに、こちらが圧倒されそうでした!出来は良くなかったですが、日本の太鼓を、太鼓衆一気を、アピール出来たと思います。
 ショーのラストは、出演者全員で、フィナーレをし、無事終了しました。

DSCF1092.JPGDSCF1093.JPG中正記念堂.JPGRIMG0027.JPG

29日

今日は、龍洞海口公園へ出発し、到着後、記者招待会があるため、太鼓のセッティングをしていましたが、途中リーダーミーティングがあり、そこで十鼓のリーダーが、「今日は2チームだけの演奏」という事を言い、今日はHATAと十鼓だけの演奏になりました。因みに明後日の記者招待会には、サムルノリとトルコ、そして私達が、出演する、というふうに決まりました。
 急に出演が無くなったので、暇になりましたが、まあ、たまにはいいか、と思い、周辺の観光などして、思い思い楽しみ、昼食は、HATAと一緒にとり、その後は自由行動と、のんびり過ごしました。
記者招待会は、30分位で終わり、後はみんなで海水浴です!今日はとても暑く、日差しも強かったため、泳ぐことが出来、最高でした!!こちらの海はとても綺麗で、水中眼鏡をして潜ると、赤、青、黄色等、様々な熱帯魚が泳いでいます。時間のたつのも忘れ、日が暮れるまで、みんな泳いでいました。
 夕方からは、当初の予定がキャンセルになり、台北市内の夜市に行く事に!私達がこのツアーで、もっとも(?)楽しみにしていた事が実現し、ワクワクしながら、現地に向かいました・・・。
 しかし、到着すると、あまりの人と店の多さに絶句・・・!「なんじゃこりゃー!?」「むちゃくちゃ店あるやん!」とメンバー。本当に予想外の人の多さ、店の数、活気溢れすぎる店員に、圧倒されました!しかも、様々な匂いが漂い、それだけで、お腹がいっぱいになりそうです。
 ここで、みんな別々に行動する事にし、集合時間だけ決め、別れました。私(イッキ)は一人で行動し、普段みんなが歩いている、表通りだけでなく、少し薄暗い裏通りも、探索しました。しばらく歩いていると、なんと[10元均一]の看板を発見!日本でいう[100円均一]の店みたいなもので、同じような品が沢山ありました。しかしこっちは、一つ10元(日本円で約30~35円!)。安い!!思わず、数品買ってしまいました・・・。
 2時間後、みんなと合流。すぐさまホテルへ直行です。バスの中では、メンバー口々に、語っていました。
ホテルに到着すると、私達の部屋に、トルコチームと韓国チームを招待し、大宴会!!それは夜中の3時まで続きました。
明日は、1日OFFで、台北観光です!!

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30日

今日はOFFです!
朝から台北市内にある『そごう』に、ショッピングに出かけました。しかし、私達はブランド物には興味がないので、地下にある、飲食店街で、時間を潰しました。みんなバラバラの行動だったので、どこに行ってたのかわかりませんが、私(イッキ)は、小腹が空いたので何か食べようと、飲食店街をグルグル回っていたら、韓国チームHATAのリーダー(Parkさん)と会い二人でご飯を食べる事にしました。そこで日本食を食べたのですが、味がこちら風になっていたので、うーん、いまいちでした・・・。
 再びバスに乗り込み、国立故宮博物院へ移動。「ここは、世界4大博物館・美術館の一つで、とても有名な所だ」と、Parkさんが、教えてくれました。
とにかく、何度も繰り返していますが、デカイ!むちゃくちゃデカイ!!いつも通り圧倒されていると、再びParkさんが来て、「ここの展示物を全部見ようとしたら、5年はかかるよ・・・」
5年!?なんでも、常時見れるのが6000点ほどで、全部入れると、70万点にもなるそうです・・・!!凄い数!因みに今日は、その中のほんの一部だけを見て回りました。
 続いて行ったのは、九分其山街。ここは、山のの中腹に位置し、とにかく狭い路地(軽トラック1台分)に左右ビッシリ、これでもか!っていうくらい山の様な店が、(全長1キロ弱はあるのではないでしょうか?)並んでいる所です。飲食店はもちろん雑貨屋から怪しい店まで、本当に物凄い数です!ここでしばらく自由行動です。
 帰り際、十鼓(台湾チーム)のメンバーが、私に「何か食べましたか?」と聞いてきました。(もちろん英語)しかし、私はとある場所で、かなりの時間を潰していたので、食べる余裕がなかったのです。その事を伝えると、「おお~、お腹すいてないか?ここの一番美味しい食べ物を買ってきてあげるから、食べて!」って言われました。数分後、フィッシュボールと呼ばれる食べ物を持ってきてくれました。これはスープの中に入っている具で、見た目は、つくねと同じです。早速いただきました。味はというと・・・・・・これがうまい!!絶品!!台湾に来て、一番のヒット商品です!
 夜になり、ホテルへチェックイン。ここのホテルには、なんとプールが付いていて、他のチームの何人かは、泳いでいました。しかし、私達は、素振りも兼ねて練習です。やはり、2日も太鼓を叩いていないと、体が鈍ってしまいます。一に練習、二に練習・・・。

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31日

今日は、一昨日行った龍洞海口公園に、再び行きました。
それにしても、暑い!暑すぎる!このクソ暑い中、野外で11時からと、15時からの2回公演があるのです!
10時からリハーサルがあったのですが、頭が熱くなってボーっとします。汗も死ぬほど溢れるし・・・。すぐ横が海なので、今すぐにでも飛び込みたい心境ですが、そこをぐっと我慢して、衣装に着替え、本番まで待ちました。
 11時。一回目の本番です。最初の曲は、平田とのデュオ曲『融合』からスタート。リハの時より気温が上がっていて、いつもの倍以上に疲れました。続いて、イッキの『大太鼓Solo』。ハッキリ言って、途中から何を叩いているのかわかりません。しまいには、目の前が暗くなり・・・「あかん、あかん!」と、気合を入れなおす。横を見れば、日陰で待機しているメンバー。「クソー」と思いながら、本当に最後はヤケクソでした(笑)
そして、『燃焼』『沸点』と立て続けに、披露したのですが、全員汗だくの、フラフラ・・・。私は少し熱中症になったみたいで、吐き気とめまいがし、スグサマ、控え室にて休息。この時は、「もう叩けない!」と、弱気になっていたのですが、人間の回復力は凄いです!1時間も寝れば、「よっしゃー、やったるでー!」ってなります。
 15時からのも、何とか乗り切り、荷物をまとめて、次の場所へ移動です。今度は、電車での移動となり、近くの駅から、【花蓮】へ、向かいました。
電車の中で、弁当を頂き、食べ終わったら、予想以上の疲労のためか、すぐさま爆睡・・・。
数時間後【花蓮】に到着し、ホテルへ。ここのホテルは何と、各部屋に露天風呂が設置されていました!!これにはビックリのメンバー。しかし、風呂に入れる!という喜びからか、すぐお湯を張り、早速入りました。やっぱり日本人は、お風呂です!毎日シャワーだったので、今日のお風呂は最高でした!!

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8月1日

今日は7時に起床。すぐ朝食を摂り、準備に取り掛かります。最初の行き先は、どこかのグランドで、今日はここでお茶会があるらしく、各チーム数分のデモンストレーションをやってくれとの事です。バスに乗り約1時間後、現場に到着。すぐに各チームの演奏に加え、地元の太鼓チームの演奏や、踊りもあり、盛大に行われました。最後に全員で記念撮影をし、終了。ゆっくりする間もなく、次の場所へ移動です。
 バスに揺られ1時間。花蓮の美崙競技場に到着。太鼓をトラックから下ろし、すぐリハーサルです。今日も野外ですが、本当に毎日暑いです。リハをする前から、汗だくです・・・。少し、モニターチェック、サウンドチェックに戸惑ったものの、特に問題なく、リハを終了。各チームのリハも終え、最後にフィナーレの練習を少し行い、本番まで待機となります。
 ここで、今日の晩御飯紹介!!なんと今日は『寿司』だったのです。昼頃、エスコートの方に、「今日の夜ご飯はお寿司よ!」って言われ、メンバー一同大はしゃぎ!台湾に来て9日。そろそろ日本食が食べたいと思っていたので、晩御飯が、待ち遠しくて、仕方ありませんでした。
さあ、いよいよ、『寿司』とのご対面です!といっても、店で食べるのではなく、お弁当なのです。配布された、弁当箱を開けると・・・!

「ん?なんやこれ?」
「巻き寿司やんなあ・・・?」
「具は・・・?」
「なんやこれー!?」
今の会話は、すべて日本チームからです。そう、見た目は『巻き寿司』です。しかし、具は大根、キュウリ、人参・・・だけ。しかも、何やら『ふりかけ』が、かかっています!
「お寿司にふりかけ!?台湾風か?」そう思いながらも、見た目で判断は良くないので、食べてみました。
その時・・・
「なんじゃこりゃ~!?」
どこかで、【松田優作】調の悲鳴というか、叫びが聞こえてきました!私も食べましたが、全然美味しくありません!まず、ご飯がパリパリなのです。しかも、ふりかけとのミスマッチが、最高にダメでした!味も何か別のものを調合しているみたいで・・・。
 続いて、もう一品『稲荷寿司』です。これに賭けて、一口・・・
「ん?んん~?噛み切られへん~~!!」
アゲが固すぎ~!まるでゴムです!こちらもご飯はパリパリ・・・。瑞々しさもヘッタクレもありません。
・・・すっかり意気消沈したメンバー。「やられた・・・」その言葉が、最後まで響いていました。
さあ、話は舞台に戻します!気分は落ち込みましたが、今日も最高のステージが待っています。
午後7時、いよいよ本番。勢いよくステージに飛び出すと・・・、人、人、人の山ー!後で聞いた話によると、推定4000~5000人はいたそうです!凄い!気合も倍増!寿司の事など、どこへやら!ひたすら、がむしゃらに叩きまくるメンバー!1曲終わるごとに、割れんばかりの拍手、拍手、拍手!本当に気持ちよかったです。
 他のチームの演奏時に、雨が降ってきましたが、なんとか無事終了。
ホテルに帰ってからは、ロビーの2階にて全員で、バースデイパーティ!今日はトルコチームの『トゥーフィー』の誕生日なのです。
ハッピバースデイ!トゥーフィー!!

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2日

今日はOFFです!朝から全員で花蓮観光に出かけました。
まず、染物に挑戦!ということで、どこかの工場にきました。ここでは、自分の好きなように細工し、それを色の付いた液に染み込ませ、完成させる事が出来るみたいで、みんなそれぞれ布に洗濯バサミや、輪ゴムを付けたりしてました。一通りの細工が終わると、次は、自分の好きな色を染めていきます。ある程度の時間をおいたら、それを洗い流し、乾かせて完成です!

次に、観光名所の太魯閣峡谷。ここは、何百メートルもの高さの白い大理石の断崖絶壁が、右へ左へ曲折しながら約20キロ近く続く場所です。こんな風景はテレビ等でしか見た事が無いなので、その景色に、圧倒され、思わず息をのむほどです。道は細いし、トンネルも強引に掘ったみたいで小さく、バス一台ギリギリのスペースしかないのですが、かなりの数の車が行き来してました。
途中、国家公園で、休憩し、みんなで記念写真を撮り、次の場所へ移動。
次の目的地は、なんとカルフール(ショッピングモール)!何でもトルコ人のリクエストらしく、到着した途端、転がるように店内へと入って行きました。私達は「何で台湾まで来て、カルフールに来なあかんねん!」と、かなり不満でしたが、時間つぶしに店内へ。すると、突然爆音がしたのです!
「ん?何や?」と思い、私は店の外へ。すると・・・。
 戦闘機です!なんとすぐ隣は空軍基地だったのです。戦闘機が離発着及び空中転回し、編隊を組んで飛び回っていたので、思わず、見入ってしましました。

ホテルに帰った後は、今回の出演者、関係者、取材陣、それに地元の方々を交えての交流会をしました。そこで、主催者である十鼓から記念に、盾とお酒を頂き、私達も日本から持ってきた品を渡しました。
 その後は、地元の方々のダンスをみたり、一緒に踊ったりと、ドンチャン騒ぎ!!明日は7時起きなのに、みんな遅くまで、食べたり、飲んだりしました。

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3日

7時に起床。今日は移動日で、最後の演奏場所である、台南の近くの墾丁へ行きます。が、バスと電車でトータル5時間!!昨日の騒ぎの疲れがあるのか、バスでも電車でも爆睡でした・・・。

ホテルには14時前に到着し、その後観光へ・・・の予定でしたが、私達とHATAはキャンセルしました。なぜなら、明日最後の演奏があるのですが、それが終わってから梱包作業に入ると、かなり時間がかかるため、今日中にやっておく事に決めたのです。明日は十鼓の太鼓を借りて演奏します。
 数時間後、無事(?)梱包終了!少し休憩するため、部屋に帰り、テレビをつけると・・・、なんとアンパンマンやら、忍者ハットリくんが流れていました!オープニングの歌は日本語!私達の会話以外、しばらく聞かなかった日本語に感動と懐かしさを感じました。しかし、本編が始まった途端、台湾語です・・・(当たり前だ)。多分、笑うであろう箇所も台湾語のため、さっぱりわかりません。因みにアンパンマンは台湾語の字幕で【麺包超人】と、書かれていました・・・。

18時ごろ、観光組が帰ってきて、今度は近くの夜市に全員で出かけました。毎度ながら物凄い数の店にビックリです!
ここで、約2時間の時間をいただき、各人自由行動にしました。私はエスコートの方と行動し、あちこち説明してもらいながら、たっぷり堪能させてもらいました!

ホテルに帰ってからは、私はまた韓国のチームに呼ばれ、お酒をかわしました・・・。

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4日

さあ、今日はこの台湾ツアー、最後の公演日です。初めの頃は、「まだ、あと○日もあるんかい・・・」と、思ってたのですが、いざ過ぎてしまうと、あっという間だった感じがします。しかし、色々ありました・・・。ありすぎて、ここに書ききれないほどです。が、何を言っても、今日が最後!気合入れるぞ~!!

 今日は8時に起床し、台湾での最後の朝食を済ませました。そして、すべての荷物をまとめ、墾丁ビーチへ。そう、今日は、砂浜で演奏するのです。
 到着して、すぐ海を見に行きましたが・・・めちゃめちゃ綺麗です!真っ青な海に目を奪われました。
それにしても、暑い!暑い!気温は37~38度!こんな猛暑の中、しかも砂浜でやるなんて、何を考えてんねん!!って言いたい所ですが、最後やし、いいか・・・と思うことに。

11時。リハーサル開始です。後ろは海。前は休憩所。すぐ横で、水着の人たちが行きかう中、行われました。しかし・・・、頭がボーっとして、思うように体が動きません。他のチームの方も、すでに死にかけてました。
何とかリハーサルを終え、本番まで待機です。みんなで最後の昼食を済ませ、それぞれ、思い思い過ごしました。

15時。最後の公演が始まりました。曲は3曲だったのですが、1曲目から余りの暑さに、想像以上に疲れましたが、「最後にかましたれ~!!」っていう勢いで、ひたすらがむしゃらに打ち込みました。そして、ラストの曲【沸点】では、全員上半身裸になり、気合の如く、演奏しました。
 終わると同時に、四方から割れんばかりの拍手が!もちろん他のチームからも声援が飛んできました。

「あー、終わったんや・・・」

 引き上げると、他のチームの方に拍手で出迎えて頂き、握手を交わし、抱き合い、「お疲れ様!」と、このツアーの成功を喜び合いました。
その後は、全チームの演奏を見て、いよいよフィナーレ、合同演奏です。
 この2週間、本当に色々ありましたが、普段では絶対経験できない貴重な体験をしました。本当に来て良かったと思えるツアーでした。
私の周りで、メンバーが楽しそうに、他国の方と叩きまくっています。初めはどうなるかと心配でしたが、ここまで溶け込むとは、思ってもいませんでした。

 フィナーレもいよいよ終盤に迫り、一般の方々も、輪になって踊り、盛り上がりは最高潮に!
・・・そして、最後の一打を決めて、終了!!
そして、皆で記念写真の撮り合いです!そのあとは、夕食を食べに近くの食堂へと移動。
食べ終わると、外の駐車場で、みんなで歌を歌ったり、踊ったり、プレゼント交換したりと、近隣の住民に迷惑ちゃうか?っていうぐらい、ワイワイ盛り上がりました。

ホテルに戻り、いよいよ帰る準備です。明日の私達の出発は朝の3時なので、全員一致で寝ない事に!そして、他国の方が、パーティを開いてくれるということで、ホテルのロビーを無理言って借りきり、またもや、ドンチャン騒ぎです!
楽しい時は、時間が経つのが早いです。あっというまに3時前になり、スーツに着替え、バスに乗り込みました。やはり、別れは寂しいものです。しかも2週間も一緒だったのですから、その気持ちは、格別です。。バスの外では、皆が手を振って見送ってくれました。

「もう少し居たかったな・・・」誰かが口にしました・・・。

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